住まいを貸す契約の流れ

はじめに
(1) なぜ住まいを貸すのか、
(2) いつまで貸すのか、
(3) 将来その住まいに住むつもりなのか、
について整理しておきましょう。

例えば、将来住む予定がなく貸し続けるつもりなら、通常の賃貸借契約（普通借家契約）、いずれ自分が戻って住むつもりなら、契約の終了が確実な定期建物賃貸借契約（定期借家契約）も選択肢となるでしょう。
また、住む予定がない場合は賃貸ではなく、売却のほうが適切な場合もあるかもしれません。住まいを貸すには様々な理由がありますので、将来を見据えて「貸す理由」をしっかりと整理することが重要です。      
 

住まいを貸すまでの流れ

ステップ1：相場を知って賃料の目安を立てる

住まいを貸すと決めたら、いくら程度で貸せそうかの目安を立てます。まずは、住まいの周辺の募集賃料を知ることから始めるとよいでしょう。


ステップ2：貸した場合の収支について考える

住まいを貸すと、賃料が収入として入ってきますが、税金や管理費などの支出も考慮する必要があります。したがって、おおむねの収入と支出がどのようなバランスになるのかを試算しておきます。

 

ステップ3：賃料の査定

弊社にて借り主の募集を依頼していただき、賃料の査定を算出します。

 

ステップ4：弊社にご依頼業務を決定し契約を結ぶ

住まいを貸すには、入居者を募集し、入居後の管理（賃料の授受、入居者の苦情対応、物件の清掃など）を行っていく必要があります。これらを自ら行うことができない場合には、弊社へ依頼してください。入居者の募集・仲介業務を、入居後の管理業務も弊社にてに承ります。


ステップ5：賃料条件を決定し入居募集を行う

賃料や契約期間など、募集に当たっての賃貸条件を決定し、入居者を募集します。弊社とご相談いただきまがら賃貸条件を決定し、貸主様と合意した方法（インターネットや情報誌への掲載など）によって募集活動を行います。

入居希望者からの問い合わせや物件見学に対応します。その他、入居希望者との条件交渉なども行います。これらの業務を不弊社が行います。

 

ステップ6：入居申し込みを審査を賃貸借契約を結ぶ

貸主様は入居申込者の審査をし、最終的な入居者を決定します。その後、入居者と賃貸借契約を結ぶことになります。弊社が入居者審査や契約手続きをサポートします。

 

ステップ7：入居後は管理などの対応をする

契約を結んで入居した後は、入居者からの賃料の受け入れ、管理業務を委託していただいた場合は、入居者の苦情対応、物件の清掃などの管理を弊社が行います。また、契約期間が終了したときの契約更新や退去手続き、退去後の入居者の募集などにも対応致します。
なお、住まいを貸すことで、家賃収入を得た場合には、確定申告も必要です。